でも PHPExcel は php 5.2 以上じゃないとダメなんだって。
運用中のサーバーで phpのバージョン上げるなんてできるわけもなく、泣く泣く Spreadsheet::Excel::Writer でちゃんと印刷できるような設定の仕方を模索します。
結論から書くと、
// A4指定
$sheet->setPaper(9);
// 出力方向:横向き
$sheet->setLandscape();
// 改ページ指定(テスト)
$sheet->setHPageBreaks(array(35,51,84,115));
// 印刷倍率
$sheet->setPrintScale(63);
// 出力範囲の指定
$sheet->printArea(0,0,144,32);
こんな感じ。
ちょっと横に広くて、縦にも何行あるか良くわからんようなデータの出力で使いました。
縦がどんだけの行数になろうが、横幅をA4横の1ページに収めるための倍率っていうのは、だいたい一意に決まるもので、これはページごとに違うけど、いちいち計算で出すよりは、ページごとに固定の定数で持つのが、たぶん現実的な回答。
んで、あと問題になりそうなのは、setHPageBreaks() の挿入位置。
ある程度定型のシート出力なら、固定で持ってもいいんだろうけど、あいにく、表の行数は変動するし、どこで切ればいいかなんて、あらかじめわかるもんではない。
なので、セルを書き込むときに、ある程度、「この表の下で改ページ」っていうのを決めておくか、「○行出力したら改ページ」みたいにしとくべきかと。
出来上がったワークブックは客に見せるので、縦に合わせて印刷倍率を変えるような事は絶対できない。横は紙いっぱいに印刷したいしね。
最後の printArea() は、全体の、出力する範囲を決める関数。その中に何ページ含まれるかなんてことは関係ない。
最初、この関数で範囲指定すれば、そこが1ページとして出力されるのかと思って、ちょこっとハマりました。
出力しては、エクセルで表示、ってのを繰り返して、これ以外ないだろう、っていう最終形です。
参考までに。